活動休止中のグニュウツールのギタリスト『ASAKI』のソロプロジェクト『AGE
of PUNK』のデビューアルバム『absolute music』が発売されたのは2001年10月5日。それから1年ぶりに新作が到着した。2002年10月10日発売のミニアルバム『ROYAL
ELECTRASY』 というタイトルでこの作品のアーティスト名義は『
the other side AGE of PUNK』となる。
2001年6月にASAKIのソロプロジェクト『AGE of PUNK』のお披露目ライブを行って以来、意欲的にライブ活動を行ってきた中、2002年5月のステージ上でそれまでサポートメンバーであったGu,MIYO-KEN、Ba,KUDO、Dr,OKAZAKIを正式メンバーに迎い入れる事を発表。今作品はその発表の後、スタジオワークに突入した物だ。ライブの方向性はどんどんバンドサウンドが安定し、メンバー全員の実力と共に、生のサウンドが厚く、成長していく過程で「同期物を少し分けてみようか?」という考えがメンバーの意識の中に芽生えたらしい。
今までASAKIとメンバーがライブで見せてきた生と打ち込みのバランスは絶妙で不足に感じる点など無かったのだが、今作品を聞くと、「分けてみよう」と思ったのがどういう事かすぐに納得できる。
AGE of PUNKのライブは熱い。オーディエンスのセンスもなかなかの物でそれぞれが自由なスタイルでライブを楽しんでいるのが解る。
メンバーもいい笑顔を絶やさない。ピーンと張りつめた緊張感と、それとは対比して、時折出てくるASAKIの茶目っ気あるMCとそれをオーディエンスと同じような目線で楽しむメンバーの姿が見ている側からすると実に微笑ましい。どんな時も『メンバーの音楽に対する“絶対”な姿勢』が必ず底辺にあり、その上で色んなアレンジ、構成を楽しませてくれる。イベントやインストアーライブなどを行っても基本には『楽曲の良さを活かす』姿勢がメンバー全員にあり、その上で、各パートの楽器を楽しんでいる姿が見える。だからオーディエンス側としては「次はどうくるか?!」と目が離せないらしい♪
そして、今作品「もうひとつのAGE of PUNK」が届けてくれた『ROYAL
ELECTRASY』 。 まず、最初に「ROYAL」とタイトルにつけてくる辺り、ASAKIの音楽に対する『絶対』な姿勢は変わらないんだろうな・・と思わずニヤリとさせられる。内容としては1枚目のabsolute
musicが「気合い充分!俺の全て!」って感じの(表現が少し悪いが/笑)楽曲の幅広さだったとすると、今回は非常に肩の力を抜いて的を絞ったコンセプトが伺え、少しオーディエンスに歩み寄っているかのようにもとれる程の仕上がりだ。
1枚目のアルバムにもちりばめられていたASAKIのニューウェーブ魂が濃厚に詰められている。「これがデジタルロックというやつかな?」とASAKIに訪ねたら「これこそがデジタルエレクトリックサウンドコラージュ、まさに『ROYAL
ELECTRASY』だよ」と答えが返ってきたのが又楽しかった。
AGE of PUNKとthe other side AGE of
PUNK。無理に型にはめる必要は無いと思うが、こうやってメンバー自らが志向性を定め、いくつものアート(ライブだったり、CDという作品だったり)をカテゴライズ出来るのも彼ら4人が持つ素晴らしい才能だと確信したのだが、この作品を手にしたそこの音楽ユーザーであるあなたは如何でしょうか?
今作品と年内まだ残っておりますツアーを是非体験して頂き、その辺、もう少し追求して楽しんでみてください♪
2002.10.10 SIDEWALK ARTIST ROOM
●ASAKIによるalbum全曲解説
M-1 MR.NEW WAVE JUNKY JACK
様々な音が飛び交う・・正に一大サウンド・コラージュ・オーケストレーション!!
ニューウェイヴ魂全快の痛快なオープニング曲。
M-2 GOTHIC
ラストのギターは『怒り』がテーマ! 誰もが洋楽と言ってしまいます。
M-3 Sexy On The Line
原曲はまぁ普通なインダストリアルな曲だったのですが、今回レコーディングで一番アレンジが大胆に変わりました。
・・・岡崎の組んだLOOPのせいですね(笑)。 80's感覚溢れるこの雰囲気がこの時代、かなりオシャレだと思います。
M-4 Here Comes The Raindrop Softly
お里が知れちゃうとは正に!って曲です。癒し系。MIYO-KENの天才的なギターが堪能できます。
M-5 SWINGING MOON
今回一番歌詞も気に入ってるかな?!このセクシー感覚は30歳超えなきゃ出せません!
M-6 COOL BABY
岡崎&工藤のリズム隊炸裂なアッパーな曲。今作品一番最後に作り上げ、全体像がよりはっきりと見えました。
M-7 CONTROVERCY
90年初頭のハウスミュージックをパロった曲。少し前のトランスブームに違和感を感じていたので。。
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